みなさん、こんにちは!
K’s Voice Training Gym高松の田村です。
このカテゴリーでは、Kiss MusicのHPに掲載される講師陣のブログ記事に対し、
私個人の見識によりフォローアップすることで、みなさんにより理解を深めていただければと思います。
前回に引き続きテーマは『音感』(Kiss Music HPの元記事はこちらから!)
今回はいよいよこのテーマの核心部分、音感の鍛え方を考察していきます!
音感とは影のようなもの
これは、私の個人的な感覚になってしまうのですが、いろんな方のレッスンをしていて、また自分自身のトレーニングをしていて、『音感とは、影のようなものだなあ』と思うようになりました。
どいうことかというと、例えば音感がいい人はある音を認識している影の輪郭がわりとはっきりしていて、ある音を聞いたときにピンポイントでその影と音が重なるため、その音の音名を当てられたり、自分が発声する際も、その音の影の範囲内に収まるように狙った音が精度よく出せるのではないでしょうか。
一方音感の悪い人は、影の輪郭が不鮮明でぼやけていて、そのぼやけた境界が他の音の影と重なってしまったりしているので、ある音を聞いてもそれが何の音かわからなかったり、発声する際もあいまいな認識のまま少しずれた音をだしてしまったりするのではないかと思います。
そして、幼い頃にピアノなどの正確なドレミの音を繰り返し聞くことによって、そのはっきりした影の輪郭が作られ、その影がまるでハンコを押したように脳に焼き付けられて、成長とともに失われなくなった人が、いわゆる絶対音感を持っている人なのではないかと思います。
ちょっと話が感覚的だし、上手い例えではないかもしれません。
分かりにくかったらごめんなさい。
正しい音程で歌うには、正しい音感が不可欠
歌を歌う際に正確な音程で歌うには、やはり正しい音感が不可欠になってきます。
Kiss Musicや当校で指導している共鳴ボイトレ法®、頭式呼吸®は無意識に正しい音程で歌えるようになるトレーニングであると紹介しているのですが、少し補足が必要です。
共鳴ボイトレ法®の効果として謳っている『正しい音程で歌う』とは、もっと具体的に言うと、『脳でイメージした音と同じ音で発声する』という意味なのです。
大半の人は、脳でイメージした音と同じ音が様々な原因により発声の際に再現できないのです。
つまり逆に言うと、共鳴ボイトレ法@のトレーニングの結果、いくら脳でイメージした音と同じ音を再生できるようにっても、脳でイメージしている音がそもそも間違っていたら、やはり間違った音で歌ってしまうのです。
これにはかなり私自身は確信を持っています。
なぜなら、もし脳で正しい認識が出来ていないにもかかわらず正確に歌えてしまうとしたら、極論すれば『まったく聞いたこともない歌も正確に歌える』ことになってしまうからです!
ですので、歌う前に、脳内に正しい音程のイメージ(つまり音感)をよりはっきりと作ってあげることが、正確な音程で歌うには不可欠であると考えています。
音感を鍛えるとは、影を濃くすること
では、音感の悪い人の音感を鍛えるにはどうすればいいのでしょうか?
先ほど音感とは影のようなものだと説明しました。
そして、音感の悪い人は影の輪郭がぼやけているのだと言いました。
解決策としては、影の輪郭をはっきりとさせてあげることです。
そのためには、『正しい音をたくさん聞く』これに限ります。
しかし、ただ聞くだけでは苦労がないので、脳への印象も薄くなってしまいます。
自分の手で、正しい音を発生させて、それを聞く必要があるでしょう。
そうすることで、ぼんやりとした影がどんどん濃くなって、次第に周辺との輪郭がはっきりしてきて、音感が正しい音に自然と修正されていきますよ!
この下ごしらえをしておくと、普段通り歌ったつもりでも、いつもより音程の精度が上がっていると思います。
共鳴ボイトレ法®による画期的音痴矯正法!
実は上記の方法は、定期的に実践してあげないと、また影が薄くなってぼやけてきてしまいます。
そして、この他にも共鳴ボイトレ法®のレッスンで実際に行われている画期的な音感の修正法があるのですが、それは生徒さんだけの秘密です!(笑)
興味のある方は、ぜひレッスンを受けてみてください!
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今後も、みなさんにとってためになる情報を、出来るだけ分かりやすく提供していこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
共鳴ボイトレ法®とは 頭式呼吸®とは K’s Voice Training Gym高松
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