みなさん、こんにちは!
K’s Voice Training Gym高松(元Kiss Music高松校)の田村です!
今日は朝から蒸し暑いと思ったらやはり降ってきましたね。
最近交通マナーが取り沙汰されていますが、雨の日の運転には十分にお気を付けください。
経験上、交通事故は過失割合に関わらず基本誰も得しないと思っています。
イライラすることもあるとは思いますが、事故にならなかったからまあ良しと流してあげましょう。
さて、皆さんはレッスンを受ける際、どのような臨み方をしていますか?
予習をする人、復習をする人、何もしない人・・・(笑)
いろんな人がいると思います。
どのような取り組み方をしても、基本的には生徒さんの自由です。
でももし、あなたが今よりももっと効果を感じたい、成長したいのであれば、これからお話することを試してみてください。
目次
そもそも誰の事?
まず、最も大切な前提条件を確認しておきましょう。
歌が上手くなりたいのは誰でしょう?(笑)
当然、生徒さん自身ですよね!
では、実際に歌が上手くなるのは誰でしょう?
もちろん、生徒さん自身です。(笑)トレーナーではありませんよね?
では、上手くなるために頑張って練習するのは誰ですか?
はい、トレーナー・・・ではありません。
もちろんトレーナーが頑張るのはあたりまえですよね!
しかし、トレーナーがいくら頑張っても、生徒さん自身が具体的に行動しなければ歌は上達しません。
逆に、トレーナーが頑張りさえすれば生徒さんが上手くなるのであれば、めっちゃ頑張りますけどね!(笑)
ボイトレを受けたい人のほとんどの人は、『歌が好きな人』だと思います。
好きなことを思う存分頑張るということは、何より『自分自身へのご褒美』になるのではないでしょうか。
でも頑張り方、頑張る程度は人それぞれ、そこの匙加減は個人の価値観を尊重いたします。
予習か復習か??
よし、じゃあ自分のために頑張るぞ!
でも何をどう頑張ったらいいの?
そんな疑問、あると思います。
みなさんもしかして、レッスン直前に思い出したように根詰めて練習して、レッスン受けた後は一気に緊張が解けて解放感にあふれていませんか?(笑)
何を隠そう、私自身も身に覚えがあります。
つまり、レッスンに向けて予習(内容は前回の復習ですが、レッスンの事前準備という意味で)に力を入れて、レッスン直後の復習をしない場合が多いのではないでしょうか?
実は、レッスンに予習は必要ありません。
レッスン自体も実はそんなに気合を入れなくてもいいかと思います。8割程度でも。
必要なのは、絶対的に『復習』です。
ここにMAXの集中力をもってくることをお勧めします。
まずは復習のための準備から
では、復習の具体的な方法に入っていくのですが、効率的な復習をするためには準備が必要です。
そして実はこの準備が一番重要です。
準備1 復習のための時間と場所を確保しよう!
復習は必ずレッスンを受けた直後に行う必要があります。
何をおいてもレッスンが終わったらまず復習に取り掛かる習慣をつけましょう。
復習を習慣づけるためには、復習のための時間と集中して復習できる場所をレッスンを受ける前にあらかじめ確保しておくことが大切です。
時間の目安としては、レッスン時間×2+1時間(レッスン時間を含む)です!
場所は集中してメモが取れて、安心して声が出せる環境であればどこでもOKです。
準備2 レッスンを録音しよう!
レッスンを必ず録音しましょう!
K’sのレッスンは40分と短めですが、それでもレッスンの内容すべてを言葉のニュアンスも違わずに正確に記憶できる人はいないでしょう。
自分の記憶力を過信せずにちゃんと記録しておきましょう。
中にはレッスン中にメモを取る方もいらっしゃいます。
向き不向きがあるので一概には言えませんし何もしないよりははるかに効果的ですが、レッスン時間は短いのでメモを取っている時間が惜しいですよね!
レッスン時間終了後に再度確認しながらメモを取る方もいて、とりあえず対応はしていますが、基本的にはマナー違反かなと思っています。
時間終了後の回答はボランティアになってしまうので生徒さん同士の公平性の観点から極力避けたいのと、空き時間は次のレッスンのための準備やリフレッシュ 、また事務作業を処理する時間でもあるので、実は生徒さんの見えないところで色々と支障をきたしてしまうのです。
ボイトレに関して必要な行為はレッスン時間内に完結させるようお願いします。
録音はボイスレコーダーでもいいし、スマホを使ってもいいと思います。
また、K’sでは録画についても、生徒さん自身の自撮りであれば許容しています。
レッスン時間×2+1時間の使い方
時間と場所の確保、レッスンの録音もバッチリできたら、いよいよ具体的な復習の方法です。
ここからは時間との戦いです!
なぜなら、人は悲しいくらい『忘れていく』生き物。tomorrow never knowsです!
録音を聞き直そう!
レッスンが終了したら可能な限り速やかに移動し、録音を聞き直しましょう。
そして、レッスンで新たに学んだトレーニング法、目的や効果など自分なりに大事だと思ったことをノートにメモしましょう。
自分しか見ないノートなので、自分だけが分ればどんな書き方をしてもいいです。
レッスンの録音を丸々聞き直すので最低でもレッスンと同じだけの時間が必要になります。
メモが間に合わなず止めながら聞き直す場合はもう少しかかったりもします。
一人でトレーニングを再現してみよう
レッスン内容の要点をメモに抜き出せたら、今度は自分一人でレッスンで習ったトレーニングをやってみましょう。
この時点なら、まだレッスン中に行った動作を覚えているはずです。
もし曖昧なところがあれば該当部分の録音を聞き直し、メモを補完しましょう。
このとき、正確さについてあまり神経質になりすぎなくてもいいです。
回数を重ねているうちに、精度は上がってくると思ってください。
そうやって新しく習ったトレーニングをなんとなく一通り一人で再現できるところまできたら、当日の復習は終了です。
出来るだけ毎日取り組もう!
復習で一人でできるところまで確認できたら、あとは簡単!(笑)
次のレッスンまで毎日反復するだけです。
オススメは一つのトレーニングにつき最低3回ずつ、1日のトレーニング時間はきっかり1時間。
レッスン直後に忘れないうちにしっかり復習して自分なりの要点が絞れているので、頭を使うことは最低限に抑え、体を使うことに集中できるはずです。
私の場合
私は生徒時代、高松から東京校へ月1回連続2レッスン受講のペースで通っていました。
土曜日の朝イチ、11:00から2レッスン受講(もちろん毎回録音は欠かさず)
終わったら秋葉原駅のスタバへ移動し、録音を聞きながらノートにメモ
皇居跡(だっけ?もう忘れた!(笑))に移動し、芝生広場の端っこの方でトレーニングを再現(怪しさMAX!)
次の日から毎日きっかり1時間練習(これがその日1日頑張った自分へのご褒美☆)
みたいな感じのことを約2年間ほど続けていました。
毎日の練習時間は人によって環境が違うとは思いますが、お仕事や学業の傍らレッスンに通う生徒さんがほどんどですから、1時間以上はなかなか確保が難しいのではないでしょうか。
面倒な人のための裏技
どうしてもレッスン直後の復習が面倒!という人もいると思います。
そんなあなたにオススメなのは、毎日録音を聞きながらレッスンを再現して復習するという方法です。
そうすれば毎日必ず40分練習できます。
最初は聞いているだけの時間が長くなりますが、毎日反復することで知識として頭に入ってきますし、流れを覚えてくるのでだんだん録音を聞かなくてもトレーニングできるようになると思います。
本当のレッスンの本質は疑問の解消!
先ほどレッスン自体は8割程度の力でいいと述べました。
それについて補足しておきます。
共鳴ボイトレ法®のトレーニングは毎日行っていると、日に日に変化が出てきます。(=成長しているということ)
時にはその変化に不安になったり、疑問が出てきたりもするでしょう。
トレーニングを行っていて気付いた点は先ほどのメモに書き足して、次回のレッスンの際にトレーナーに質問してください。
疑問に対する回答を得ることで既存の情報を更新し、加えて新たなトレーニング法を学ぶ。
これこそが本当のレッスンの使い方だと思います。
質問するのに全力でする必要はないですよね?
録音しているので覚えようと必死になる必要もないです。
なので程よい緊張感のもとにリラックスした状態で、好きなことについて学べる喜びで心を満たしてあげてください。
そしてまた、直後の復習と毎日のトレーニングに全力で取り組んでいただければと思います。
以上のことは、私個人の我流だとずっと思っていたのですが、先日とある書籍を読んだところ全く同じことが書いてあったので、偶然にも良い取り組み方をしていたのだなと分かり、今回共有させていただきました。
ボイトレに限らずあらゆる学びの参考になればうれしいです。
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今後も、みなさんにとってためになる情報を、出来るだけ分かりやすく提供していこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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