皆さん、こんにちは
高松ボイストレーニングの田村です
皆さんは腹式呼吸が、歌にとって大事だということを聞いたことがありますか
腹式呼吸はクラシック
実はそれはクラシックの考え方でポップスやロックの、ボイストレーニングにおいてはまた別の考え方があります
クラシックではオペラを想像してもらうと分かりますが、とてもよく響く声で長く伸ばす歌い方が多用されます
そういう歌い方を安定してできるようにするために、腹式呼吸という呼吸の方法論がトレーニングとして体系立てられているのだと考えています
ポップスはマイク前提
一方、ポップスではオペラに比べるとそれほどロングトーンを使用しない傾向にあるのではないでしょうか
ポップスで大事なのはいかに効率よくマイクに声を乗せるか、です
そのためには、空気の抵抗を少なくしてスムーズに声の響きを外に出す必要があります
声の支え=抵抗?
クラシックのトレーニングには腹式呼吸と合わせて声の支えという考え方があります
声を支える筋力は、息を吐くための筋力に対する反力だと思いますので息は抵抗を受けつつ排出されることになります
そのため、声の響きを体中に回して出すような発声の概念になっているのではないでしょうか
そうすることで、体全体を楽器のように響かせながら歌っているのではないでしょうか
ポップスでは抵抗は×
ポップスでは、そのように体全体を楽器のように響かせてもマイクで拾うのは顔の前のほんの1部分の響きだけです
ですので、いかに効率よくマイクの前に声を抵抗なく集められるかが大切になります
抵抗がないということは、空気の抜けがスムーズということです
腹式呼吸では解決しない!!
歌っていて喉が痛くなる人や、叫ぶように無理矢理発生している人は吐く息の抜けが悪いのでもっともっと空気の抜けを良くしてあげる必要があります
空気の抜けの悪さはお腹で吸っても改善しませんよ
では、どうすればいいかというと、頭部の中の空気の流れをもっともっと良くすればいいのです
それこそが、頭式呼吸®ですよ
今よりももっと楽に歌いたい方、マイク乗りの良い声を手に入れたい方、是非高松ボイストレーニングの無料体験に来てみてください
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