皆さん、こんにちは
高松ボイストレーニングの田村です
みなさんは練習でできていることが本番で出来ないといった経験はあるでしょうか
実力の定義とは?
ひとりカラオケでは上手に歌えるのに、みんなとカラオケに行くと緊張してうまく歌えなかったりしませんか
練習の時にできることと本番でできること、どちらが自分の本当の実力なのでしょうか
トレーナーとしてレッスンをしていると一般の方と私とでは実力に対する定義が異なっていることに気づきます
なんのための練習?
一般の方は練習でできていること、練習で1度でもできたことは自分の実力と捉えているように思います
確かに間違いではないと思うのですが、その練習は何のための練習かというところが大切だと思います
おそらく何か本番を目指して練習しているのではなかったでしょうか
本番を想定すると、練習で1度しかできていないことというのはリスクが大きすぎて、本番ではできないことになってしまいます
本番で出来てこそ実力?
私の中では本番で確実にできることというのが自分の実力の定義になっています
ですので、本番ではチャレンジするのではなく、多少見劣りしても確実にできることを確実に行い、曲を破綻させないことに注意しています
そのため、曲によってはすごくレベルの低い演奏になってしまうこともあります
しかし、その評価というのも自分の実力に対する正しい評価なので、甘んじて受け入れるしかありません
その時の悔しさをバネに、今度こそはという思いで、次の本番までには確実にできることを少しでも増やせるような練習に取り組んでいくのです
本番を想定した練習
そのためには、本番を想定した練習というものが必要になってきます
人前で歌うことを想定した練習をしてみてはどうでしょうか
例えば楽譜や歌詞カードを1度も見ずに最後まで歌いきってみるとか歌う曲をやみくもに決めるのではなくて、自分の中の定番曲を決めておくというのもいいと思います
また苦手なところを何度も繰り返し練習して意識しなくても上手に歌えるようにしていくのも大切です
モチベーションの維持
自分の実力の定義を本番でできることにすると練習で出来ていても、それに満足せず、本番で確実にできるように何度も繰り返し練習するようになります
本番で確実にできるように練習すると考えると反復練習のモチベーションが維持できると思います
よければ、やってみてください
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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