みなさん、こんにちは!
高松ボイストレーニング、共鳴トレーナーの田村です。
さて、今日は今までも話に出てきたかもしれませんが、練習のコツについてお話します。
それはズバリ、『ゆっくりやる』です。
共鳴ボイトレ法のトレーニングは歌の歌詞の1文字1文字に合わせて特定の動きを繰り返すものが多いのですが、ついつい原曲のように速くなってしまいがち。
一度原曲のタイミングを無視して、一文字一文字丁寧に動かすことが大切です。(これもある意味歌わないということですね!)
そしてその1回1回において、筋肉の可動域の101%くらい(限界をちょっと超えるくらい)動かす意識を持ってあげることで、さらに効率的に筋肉をほぐすことができます。
この『ゆっくりやる』練習法は、色々なトレーニングに応用できます。
ギターなどの楽器の練習でも、英語などの言語学習でもいきなり速いスピードでは失敗ばかりします。
一説によると、無理なスピードで失敗ばかりすると、『失敗するクセ』を強化してしまうと言われています。
なので、逆に言うと、確実に成功するスピードを維持しながら『成功するクセ』をつけてあげることが重要です。
また、リズム感のトレーニングも最初はとことんゆっくりやってあげると、次第に脳がパターンを認識して上手くはまるようになってきます。
歌の場合、声の高さへの欲求と同じくらい強いのが、速さへの欲求です。
ポップスでは、自分に合ったキーに調整するのが基本ですが、テンポも自分の実力に合ったテンポに落として練習するといいですね。
ここでも、『急がば回れ』の精神がとても大切になってきます。
共鳴ボイトレ法を通じてトレーニングのやり方を習得することで、音楽はもちろん、勉強やスポーツなど色々なことが習得しやすくなると思います。
ただし、それが『正しいトレーニング法』であればの話ですが・・・。(正しくないトレーニング法も判別できるようになりますよ!)
無料メルマガ 第61号 2019年12月3日(火)より抜粋
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