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ボイトレ的楽譜活用術

みなさんこんにちは!

高松ボイストレーニング、共鳴トレーナーの田村です。


さて、今日はピアノについてお話いたします。

高松ボイトレでは、レッスンで使う課題曲を正しく

覚えられているかどうかをチェックするために、

ピアノで課題曲のメロディを弾いていただいています。

 

実技レッスンでは、課題曲をただ歌うのではなく、

様々な筋肉を動かしながら歌っていただきます。

課題曲が覚えられていないと、メロディや歌詞に気を取られて

筋肉を動かすことや共鳴の位置に意識が集中できなくなってしまうので、

課題曲を覚えるというのはトレーニングの前提として非常に大切なのです。


基本的には楽譜なし、いわゆる耳コピで覚えていただいて、

ピアノを弾いていただくのですが、なかなか難しい方もいらっしゃいます。

そんな方には、歌詞の上にドレミを書いた簡単な楽譜(と呼べるのか?)を

お渡ししています。

 

しかし、ここである問題が。

楽譜を見ながら弾くと確かに弾けるようにはなるのですが、

逆に楽譜がないと弾けない状態に陥ってしまいます。


そこで非常に大切なのが、『覚えようとする』こと。

ドレミとは何かというと、鍵盤上でどこを押せばいいかを

示した記号(暗号みたいなもの)

ドレミを見ながら鍵盤を押してみたら、今度はドレミを見ずに

鍵盤を押してみます。(押す順番を覚えられているかチェック!)

次に押す鍵盤を覚えたら、鍵盤を押しながら合わせて歌詞を歌います。

ピアノに合わせて歌ったら今度はピアノなしで

同じメロディを歌ってみます。(メロディを覚えられているかチェック!)

 

当校のレッスンで苦手な人に楽譜を渡す意味は、

あくまでアカペラで正しいメロディを歌えるようになってもらうため!

決して楽譜を見ながらピアノが弾けるようになるためではありません。

※ここで言う正しいメロディとは、ピッチと呼ばれる音程の精度ではなく、

メロディの移動(上がるか下がるか同音か)のことです。


実は本当にピアノが弾けるようになる作業というのはここからです。

メロディを覚えてアカペラで歌えるようになったら、今度は自分の声や

頭の中に覚えているメロディを頼りに、鍵盤上で音を探します。

間違えても全然OK。

大切なのは、「間違えた!」、「この音はハズレ!」と分かること。

そして、正解を弾いたときに「これだ!」と分かることなのです。

 

間違えながらもどんどん音を探していき、正解が繋がることで

メロディが弾かれていきます。

そうすると、声の上がり下がりと鍵盤の左右の移動の感覚が

すり合わされてきて、『歌えれば弾ける』状態になります。


この状態になると、「私はピアノが弾けるんだ!」

という実感が出てくると思います。

メロディを覚えるのが苦手な方、楽譜に頼るときは弾くためではなく、

歌うために楽譜を活用してくださいね!


ちなみに、『覚える』という作業は、一度に出来ることではありません。

『忘れる』そして『思い出す』この繰り返しが『覚える』という作業です。

まとめると、1回の練習の中では『覚えようとする』こと。

でもひとたび練習が終わると、『忘れてもOK』。

大切なのは、『思い出す』タイミングを決めること。(例えば翌日とか)


毎日5分、10分繰り返すと、曲の1番くらいなら

1週間もあれば覚えてしまうと思います。

もちろん、曲を聞いて一緒に歌っているだけで

覚えてしまう人は全然それでOKです。

覚えるのが苦手な人はぜひ参考にしてみてください!
 

※第82号 2019年12月24日(火)より抜粋

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