みなさん、こんにちは!
高松ボイストレーニング、共鳴トレーナーの田村です。
昨日はテレビでカラオケ100点取ったら100万円というのをやっていました。
みなさん、様々な思いとともに紹介され、一生懸命歌っていましたが、
結局100点を出せたのは、絶対音感の芸人さんと100点製造工場のボイストレーナーさん。
この2人、他の参加者とどこに差があったのか、私なりに分析してみました。
そして気が付いたのは、言葉の筋力習慣による音程のズレ。
紹介VTRのとおり、2人以外の参加者はそれぞれに背負う想いがあり、
歌っているときにも思わず感情が前面に出てきてしまっているように見えました。
その思いの強さが仇となり、余計な力みへと変わり、その力みは言葉へと乗っていくこととなります。
つまり、歌詞を歌う際の滑舌に関係する筋肉を過度に緊張させてしまったため、
その余計な筋力に共鳴ポイント(声が響いている場所)が引き寄せられてしまったのです。
共鳴ポイントの移動は音程に影響を与えますので、日本語を発音する際に力みやすい
下あご周辺に共鳴ポイントが引き下げられると、自分が出したい音程よりも低めに外してしまいます。
日本人にとって歌を難しくさせているのは、実は『日本語』という言語だったりするのです。
どれだけ鼻の通りが良い人でも、「言葉は口でしゃべるもの」という先入観が強いと、
なかなか正しい音程で歌うことは難しくなってきます。
普段リラックスしているときは、鼻の通りの良さの影響が優位になって上手く歌える方でも、
本番でつい思い余って力んでしまうと、失敗したりします。
高松ボイトレでは、音程を安定させる歌に有意な滑舌の筋力習慣を基礎トレーニングで作っていきます。
もし興味のある方は、ホームページよりトレーニングメニュー(レッスン進行表)をご確認くださいませ。
※無料メルマガ第101号 2020年1月13日(月)より抜粋
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