みなさん、こんにちは!
ボイトレ難民救済!最後のボイトレ教室
高松オンラインボイストレーニングの田村です。
以前、当校のボイトレを自転車にたとえたことがあったかと思います。
昨日生徒さんからあらためてそのことを聞かれ、一応回答したのですが、もうちょっとわかりやすく言えるかもと思ったので今日のメルマガのテーマにしてみました。
みなさん小さいときに自転車に乗る練習をしたと思います。
何度も転びそうになったり、補助輪をつけたりしながら練習しましたよね。
で、結局めでたく乗れるようになるわけですが、乗れなかったときと乗れた後でなにが変わったのでしょうか?
それは考えてみるに、バランスのとり方ではないでしょうか?
ちょっと脱線しますが、人間は二足歩行になり生命維持に大切な脳が入っている頭部が高い位置にあるため、常に無意識に転倒しないようにバランスを取っているそうです。
自転車に乗った時のバランス変化は今まで感じたことがないもので、どう対処したらいいか体もよくわからない。
でもそれが訓練により、より早くにバランスの変化を感じて適切に対処できるようになるというのが、自転車に乗れるという状態の本質のような気がします。
要は自転車の上でバランスを取る筋肉の覚醒だと思います。
一方自転車でいう転倒しないためのバランスに当たる部分は、歌でいうと『音程』になります。
音程を外さない筋力の習慣を身に着ける過程が、自転車の練習にあたる部分です。
そしてひとたび体が音程を外さずに歌うための筋肉の使い方はこうだ!と理解できると、その筋肉の動きが習慣となります。
自転車上で無意識にバランスを取るように、音程が外れそうになった時に無意識に筋力が作動し、瞬間的に発生する音程を外そうとする力に対して常にバランスをとり音程を外さないように歌うことができるのです。
そしてそのトレーニングは上唇を動かすところから始まります。
トレーニングはゴールよりもスタートラインが大切です。
自転車と比べてひとつ注意が必要なのは、みなさんは今、自転車の練習をしていたときのような「成長期」の体ではないということ。
すでに音程が取れない状態で体のバランスが出来上がっているという点です。
なので、人によってはものすごく時間がかかる場合もあります。
実際、私もかなりの時間を要しました。
しかし、私の要した時間の中にはトレーニングの意味を理解するという時間も含まれているので、無駄な試行錯誤もかなりありました。
今指導させていただいているのは、その試行錯誤を踏まえたいわば最短距離ですので、私と比べたらかなりの時間短縮が計られていると思います。
前述の生徒さんにもお伝えいたしましたが、人間は本来歌が上手い動物です。
自然なバランスなら音程は外れない。
しかし現在の生活習慣はその自然なバランスを損なうものであふれています。
つまり、このボイトレは生活習慣に抗いながら体を本来のバランスに直していくトレーニングでもあるのです。
トレーニングを継続するとわかるのですが、トレーニングで筋肉に刺激を与えてあげると、体が自然なバランスに自ら戻ろうとして変化が加速していきます。
みなさんが信じるのは、自分の体のポテンシャルです。
要求すれば体は必ず答えてくれますよ!
※無料メルマガ 第209号 2020年5月1日(金)より抜粋
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