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みなさん、こんにちは!
ボイトレ難民救済!一番最後に通ってほしいボイトレ教室
高松オンラインボイストレーニングの田村です。
今回は、本気で曲の練習をする際に準備すべき3つのアイテムの二つ目をご紹介。
今回も参考文献はこちら!
ジェラルド・クリックスタイン著『成功する音楽家の新習慣』
本番に向けた曲の練習を強力にサポートするアイテム、二つ目は・・・
ミニピアノ
みなさんは、どうやって新しい曲を覚えていますか?
なんとなく、何回も聞いたり一緒に口ずさんだりしながら覚えているのではないでしょうか。
それ自体は別に悪いことではありません。
しかし、本番=人前で歌うためのトレーニングの際は、一度ピアノでメロディを確認しましょう。
音程を確認するのにはやはりピアノが便利。
指で押すだけで正しい音が苦もなくでます。
88鍵でタッチもグランドピアノに近づけました!みたいな電子ピアノは不要です。
こんなオモチャみたいなミニピアノの方がサッと取り出して確認するには便利ですよ!
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さて、ミニピアノでメロディを確認するメリットは以下の3つ。
まず一つ目は、正確なメロディラインを把握できること。
人間の声とは非常にあいまいなもの。
でもピアノは音程に一切の妥協を許しません。
細かいメロディまでピアノで弾くことで正確な音程が把握できます。
特に、楽譜上では一つの音に二文字乗っているような場合でも、ボーカルのための音程確認作業では、一文字一文字の音を明確にしてあげましょう。
二つ目のメリットは、音楽の構造が理解できることです。
ピアノでメロディを何度も弾いていると音楽的な発見があるはずです。
例えば、最高音と最低音、いわゆる音域ですね。
他にも、上がっていくメロディ、下がってくるメロディ、同じ音が繰り返されるメロディなど、音程の起伏。
また時には、Aメロとサビで同じメロディのパターンが繰り返し使われているなど。
このような音楽の構造を発見できると、作り手の工夫が垣間見え、曲をより深く味わうことができるようになります。
実際に自分の手を動かして弾いてみたからこそ、気づいた時の感動が大きいというものですね!
三つ目のメリットは、ピッチが自然に修正されることです。
人間の声は非常にあいまいなので、なかなかピタッと正確な音程を出すことは難しいですよね。
多くの方は、歌う際に若干ピッチが低い(音程が微妙に低い)状態になります。
ピアノでメロディを弾きながら歌う練習をすることで、ピッチが正しい音程に自然と修正されます。
ここからは個人的な所見で恐縮ですが、ピアノの音は、脳の音感を強く上書きする作用があると感じています。
そのため、時には間違ったメロディを弾いてしまっても繰り返しているうちにそれが正解に思えてきたりします。
次に、ピアノを弾きながら歌った際に、声がピアノの音とずれていると、無意識に気持ち悪さを感じているのだと思います。
その気持ち悪さを解消したくて、自然と声がピアノと同じ音程に修正されていきます。
「自然と」というところがポイントですね!
繰り返し行うだけで、気がついたら音程の精度がよくなっているのです。
いかがでしたでしょうか。
ただ正確な音程を知るだけでなく、音楽的な理解まで深まるミニピアノを使ったトレーニング、やってみたくなりましたか?
最後に一つだけ注意点です。
人間の声はあいまいなのですが、そのあいまいさが逆に「いい味」になるときもあります。
ピアノトレーニングはやりすぎるとボカロのような味気ない歌になってしまうこともありますので、たまに録音して聞き直しながら正確さとあいまいさのバランスをうまく調節してみてくださいね!(でも基本的にはやったほうがいいですよ!)
次回は、最後のアイテムをご紹介いたします。
どうぞお楽しみに!
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