みなさんこんにちは!
カラオケ上達・音痴改善 ボイトレ難民救済♪
高松オンラインボイストレーニングの田村です
前回は、歌が下手な理由3つをお伝えしました
・ピッチ
・リズム感
・実用音域
今回は『ピッチ』について、私の体験談をお話しようと思います
自分では気づけない
みなさんの中には、「自分のピッチが低いかどうかわからない」という人も多いと思います
私もそうでした
中学校の合唱コンクールの練習の時、歌が好きだった私は一生懸命歌っていました
あるとき担任の先生から、ちょっと音が低いよと言われました
(自分ではちゃんと合ってるつもりなんだけどな~)
(むしろ、どこがずれてるのかさえ分からない・・・)
今振り返れば、原因は明らか
小学校のころから副鼻腔炎で鼻が詰まっていたのですから
でも、そのまま「平均的にちょっと低く」一生懸命歌い続けてきました
もちろん自覚なしに(笑)
平均的にというのは、「1曲を通して全体的に」という意味ですね
声の響く場所とピッチの関係
声の響く場所とピッチにはとても密接な関係があります
声の響く場所というのは、顔を外から見ると、「なんとなくこの辺で響いてそうだな」と分かるものなのです
高松ボイトレでは、トレーナーが生徒さんの声の響きの位置を誘導し、正しい位置に修正します
そうすることで自然とピッチが合う状態になっていきますよ!
音程を基準にしない指導法
声の響く場所を修正するメリットは何でしょうか?
それは、音程を基準に指導しなくてもいいということなのです!
先ほどの私の体験談を振り返ってみましょう
「ちょっと低いよ!」と音程を基準に指摘されても、本人はピンと来てないですよね
そんなときに「声が響いている場所がちょっと低いよ」と言ってあげるどうでしょう
声が響いている場所なら本人も自覚しやすいですよね!
ちなみに、声の響く場所は表情筋を使って修正しますよ!
ピッチが合うという体験
ここでもう一つ、私の実体験をお話いたします
私は、現在指導しているトレーニングに出会って、初めて「ピッチが合う」というを体験をしました
それは、伴奏と自分の歌が、そして曲と自分自身が一体化するような、表現しがたい気持ちよさでした
音の中に体が溶けていくような、とても軽くて意識だけがそこにあるような、そんな感じでした
歌好きにとって、これ以上幸せな感覚はないのではないでしょうか
合ってはじめて気づくこと
ピッチが合った経験がない人は、「ピッチが合う」という経験をして初めて、ズレていたことに気づくことができます
では、自分のピッチがずれていないかチェックする方法は何かないの?
それが、あるんです!(笑)
あくまで簡易的な方法ですので、ご了承ください。
その方法は、「好きな曲を聴きながら、一緒に歌ってください」
それだけです
簡単でしょ?
むしろ、いつもやってる?(笑)
ピッチ簡易チェック法
注目してほしいのは、「自分の声とボーカルとが両方聞こえているか」どうかです
もしピッチが合っていると、自分の声かボーカルの声かどちらか一方だけが聞こえます
これは、声量の問題ではありません
最近の曲は、正しい音程にピッチが補正されている場合が多いです
小さな声でもピッチが合っていると、音がキレイに重なるので、どちらかが聞こえなくなるのです
逆に、両方聞こえるときは、ズレている可能性がありますよ!
いかがでしたでしょうか
ピッチと声の響く場所の関係、とてもおもしろいですよね!
興味を持たれた方は、ぜひお問い合わせください!